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ヘッドレスCMS Kurocoを用いた試験合否通知システムのJamstack構築の紹介

フロントエンドにNext.js、バックエンドにヘッドレスCMS Kurocoを用いた試験合否結果確認システムを構築いたしました。

こちらは中等・高等・専門教育機関の入学や推薦試験に関する合否通知を各受験者がご自身でWebサイト上にて確認することのできるシステム(以下、本システム)です。

本システムは従来教育機関HPなどに掲載されていた合否結果や郵送されていた合否結果をWebサイト上で確認できるようにしたことで、時間厳守の更新作業削減や紙の経費削減などを図るシステムです。

構成

本システムはバックエンドにヘッドレスCMS「Kuroco」を採用し、フロントエンドは「Next.js」を利用したJamstack構成になっています。

ホスティングに関してはKurocoが提供している「Kuroco Front」を利用しています。Kuroco FrontはKurocoを利用すると使用可能な静的ホスティングサービスとなっております。GitHubと連携させる事ができ、スムーズなデプロイ、ステージング環境の構築が可能になっています静的ホスティングサービスのため、本システムはCSR(クライアントサイドレンダリング)となっております。

本システムでは、フロント画面(各受験者が確認する画面)・管理画面(各教育機関がログインし、試験情報・合否結果を作成する画面)を構築しています。

フロントへのアクセスは合否結果ログインページのQRコードを発行し、各受験者が各々の端末を用いてアクセスする形になります。

フロントエンド

各受験者は受験票に記載されたQRコード等から案内された合否結果ログインURLへ遷移します。

IDとパスワードは事前に各受験者へ通知されているため、それを利用します。ログインをすると以下のように「合格・不合格・補欠合格」が表示されます。

試験を作成する試験担当者は各受験者に対し、個別にメッセージを残すことができます。

  • 合格:「合格」「不合格」「補欠合格」を指定することができます。
  • 学校からのメッセージ:受験者に対して、個別のメッセージを残すことができます。

結果画面はURLに対して直接アクセスすることはできないため、SNS等でのシェアはすることができなくなっています。

管理画面

試験を作成する試験担当者は、Kurocoへの招待を受けた後、本システムへログインを行います。

試験は複数個作成することができ、異なるスケジュールの試験の作成に対応しています。

試験は指定した期間でのみ公開することができ、期間外の場合非公開となります。 試験の合否結果はCSV形式でアップロードを行い、データを作成します。

QRコードは設定した「公開URL」のQRコードがダウンロードできるようになっていますので、そちらを利用し各受験者へ通知します。

CSVジェネレーター機能がついており、ランダムなパスワードを指定した個数分発行することができます。試験作成者のスムーズな運用のため、CSVジェネレーター機能を作成しております。

最後に

当社ではヘッドレスCMSを用いたJamstack構成をはじめとしたモダンアーキテクチャの構築を承っております。

当社お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。

ヘッドレスCMS Kuroco
https://kuroco.app/ja/