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当社で行っているオンボーディングについて
はじめに
ハコレコドットコム株式会社(以下当社)では、必要な技術の習得や業務で必要なソフトウェアやアカウント登録について、セルフオンボーディングを行えるようにしています。
今回はこのオンボーディングについて、どのようなものか、どのように作っているのかをお話ししたいと思います。
作成しているオンボーディング
現在作成しているオンボーディングの種類は4種類あります。
- 基本設定
- レスポンシブコーディング
- Next.js
- Git
これらのオンボーディングはNotionを用いて作成されており、それぞれのメンバーが好きなタイミングで実施をすることができるようになっています。
オンボーディングではそれぞれやることを「クエスト」という形で呼んでいます。
基本設定
基本設定のオンボーディングシートでは、アカウントの作成や業務をする上で必要なストレージの共有、ソフトウェアのインストール等を行います。
このオンボーディングのみ、任意のタイミングではなく入社タイミングで実施することになります。
レスポンシブコーディング
レスポンシブコーディングのオンボーディングシートでは、レスポンシブコーディングについて学びます。基本的なHTML/CSS(Sass)の知識などを知ることができます。また、LP研修と題して、簡単なLPの実装を行なってもらい、実際に学んだ知識をアウトプットしてもらいます。
Next.js
Next.jsのオンボーディングシートでは、React(基本的なJSXから)やNext.jsの知識、Reactコンポーネントの作り方などを実践して学びます。
また、Kurocoを用いたヘッドレスCMSの活用も一部記事に含めています。
このオンボーディングはGitlabのリポジトリを用いて細かな説明と、アウトプットができるように作成しています。ある程度のSTEP分けをしているため、各人のレベルに合わせたオンボーディングの進め方もできるようになっています。
Git
Gitのオンボーディングシートでは、Gitの基本的な使い方や初級者が躓きがちなリベースやコミットの打ち消し(reset)などについて、図解や実際のコミットログを用いて説明をしています。
Gitに関しては概念的な意味でも初級者が飲み込みづらく、社内全体を巻き込んでのGit研修を行うなどもしています。
オンボーディングシートの作り方
これらのオンボーディングシートはNotionを用いて作成されており、Buttonというアクションを実行できる機能で実装されています。
「オンボーディングを開始する」を押すと、次のような確認モーダルが表示されます。
この確認で「はい」を押すと、テンプレートからオンボーディングシートがコピーされ、それぞれのオンボーディングが開始できるようになります。
このボタンは、2つのステップで構成され
- 確認
- ブロックの挿入(ページを生成済み)
という形になっています。
生成されたページは、インラインのデータベースが作られており、それぞれの行にやるべきクエストがあります。
それぞれのクエストは記事のようになっており、リポジトリからクローンしたテンプレートを用いて、ハンズオン形式で進められるようになっています。
クエストの開始時には「クエスト開始」のボタン、クエスト終了時には「クエスト終了」のボタンを押すことで、「工数」欄に○○分と工数が記録されるようになっています。
時間の記録は、オンボーディング開始時のButtonと同じように作られており、ボタンを押したタイミングのタイムスタンプが記録されるようになっています。「工数」欄ではFormulasを使い、タイムスタンプの差を「分」として出せるようにしています。
最後に
当社では、未経験の社員も活躍できるよう研修を実施しています。ご興味を持っていただけましたら、当社採用情報からご応募いただけますと幸いです。
ご質問等ございましたら、お気軽に当社お問合せよりお問合せください。