大学・研究機関からの委託を中心に、最新のテクノロジーを活用し、高難度な開発にチャレンジします。近未来型の水産業をITの力で支援する「マリンIT」や融雪屋根の制御など、地域との関連性の深い開発が多いことも大きな特徴です。
(株式会社福地建装様/はこだて未来大学様)

商用の天気予報Webサービスの予報データおよび実測値と、屋根周辺の温湿度センサーの観測データを用い、降雪が予測される時間帯になったら屋根裏のエアコンの電源を入れて、エアコンの温風で屋根を温め、しばらく降雪がないことが予測されたらエアコンの電源を切るというコントロールを行うことにより、降雪地帯の家屋の屋根に雪が積もることを防ぐシステムです。屋根からの落雪による事故を防止することが期待されています。
技術領域
- 学術研究
- IoT
- Arduino
- Raspberry Pi
(北大水産学部様)

JAXAの衛星観測のための、様々な海洋情報の観測結果をデータベースに格納し、指定条件に基づいて研究者が必要なデータをダウンロードして取得できるシステムです。多岐にわたる観測データのアップロード・ダウンロードは、簡便な操作で行えるよう考慮されています。海洋・衛星関連の研究者コミュニティで用いられており、JAXAが打ち上げる衛星で用いられる観測センサーの開発に役立てられています。
技術領域
- 学術研究
- データベース
- Webアプリケーション
(都内大手メディア企業様)

メディア企業が契約する外部のライターが書く記事の中に、インターネットで検索できる文章からの剽窃がないか、原稿の文章解析とGoogle検索結果からチェックを行い、類似した記事をピックアップするシステムです。文章解析を行う際に使用するユーザー辞書を自動更新することで解析精度を高めるとともに、月間1万本以上の記事のチェックを行うためAWS、S3、プロキシサーバーを活用し、効果的な負荷分散処理とストレージ管理を行っています。
技術領域
- 自然言語処理
- MeCab
- AWS
- S3
- 負荷分散
(はこだて未来大学様)

ホタテ養殖漁業者が、日々の作業計画や作業日誌を簡便に記録し、その内容を振り返って、養殖漁業における危険因子の発見や予測につなげることを目的として開発したiPadアプリケーションです。 本アプリケーションでは、簡便な操作によって、作業量や起こった出来事を記録できるようにするとともに、これまで漁業者が主として手書きメモや記憶に頼っていた作業内容をサーバで一元管理し、履歴を振り返りやすくなるよう考慮しました。
技術領域
- マリンIT
- MySQL
- SQLite
- Titanium
(北大水産学部様)

海中の各種ブイ、気象情報、衛星観測データやスパコンで算出した対象海域全域の水温・塩分濃度等のデータや、これらのデータを元に予測した養殖ホタテの成長量を、各種画像処理を行なった上で、ホタテ養殖漁業者に提供するWebシステムです。 特に、養殖漁業者からの要望が高かった、過去のデータとの比較を視覚的に判別しやすい形で表現することにより、海流の傾向の把握や収穫量の予測がより行いやすくなるようになりました。
技術領域
- マリンIT
- 画像処理
- 地理情報(GMT、GDAL、GeoJSON)
- OpenStreetMap
(はこだて未来大学様)

養殖ホタテは海中に吊り下げられている状態で生育しており、自ら移動することができないため、漁業者はホタテが生息している海洋環境の状態を把握し、必要に応じて対策を取る必要があります。環境に応じた対策が行われないと、生産している養殖ホタテの死滅につながりかねません。 そこで、ホタテ養殖漁業者が、海洋環境の状態に応じた適切な措置を取りやすくするために、海中の各種ブイの情報や気象情報などの情報を把握しやすい形で提供するiPad用ネイティブアプリを開発いたしました。
技術領域
- マリンIT
- Objective-C
- PHP
- MySQL
- SQLite
- GPS
- Apple Maps